青空に響く音楽と、広がる色彩。
みんなでつくった、ひとつのキャンバス。

Date2024年10月19日
Client:
豊島区役所・一般社団法人フェグフィス
Place :
IKE・SUNPARK/EAT GOOD PLACE ウッドデッキ前
Paints:ターナー色彩株式会社
Artists :
cocoshiop直井 朱里中坪 晴希

~ EAT GOOD PLACE × CLASSIC PICNIC Presents ~
IKE・SUNPARK 青空コンサート 2024

STUDIO201は、今回のイベントにて「Kids = Artists in 青空コンサート 2024」としてコラボレーション参加。
音楽が流れる公園内で、子どもたちが自由に描いて、アーティストが仕上げるアートワークショップを開催しました。

子どもたちの自由な表現が広がる、アートワークショップ

2024年10月19日(土)、IKE・SUNPARKで開催された「青空コンサート2024」。
朝の雨が嘘のように晴れ渡り、残暑を感じさせる陽気のなか、イベントがスタート。
会場には楽器体験やクラシックコンサート、シルクスクリーン体験など、誰でも楽しめるプログラムが並び、家族連れを中心に多くの来場者が訪れました。

そんな中、Kids = Artistsは、1m×4mの大きな横断幕をキャンバスにしたアートワークショップを開催。
普段開催しているワークショップとは異なり、ひとつの作品をみんなでつくりあげていくスタイルです。

真っ白だった横断幕が、ひと筆、またひと筆と色を重ねるたびに変化していき、気づけばキャンバス全体がカラフルな“共創”の空気に包まれていきました。

五感で楽しむ、アートと音楽のコラボレーション

午後からは、ミュージシャンの兒玉峻さんとMAKISAMAさん、そしてEGPカルテットによるクラシック演奏が加わったライブセッションもあり、芝生の上にはゆったりとした音楽が流れ、会場全体を心地よい空気が包みこみました。

その演奏にあわせて、4人のアーティストが1枚の横断幕にライブペイントを展開。
立ち位置を入れ替えながら、お互いの絵に筆を重ねていく様子は、即興ならではの面白さと一体感がありました。
子どもたちが描いた色の上に、アーティストが描線を重ねることで、作品が少しずつ仕上がっていきます。

アートと音楽、そして自然が心地よく溶け合った時間。
シャボン玉がふわりと舞い、観客は芝生に座ったりブランケットを広げて音楽と絵のコラボレーションを楽しんでいました。
公園全体がやさしい雰囲気に包まれ、子どもから大人まで、それぞれが思い思いに楽しむ午後となりました。

みんなでつくった、まちに残る作品

完成した横断幕は、青空コンサートの思い出をそのまま閉じ込めたような、色とエネルギーに満ちた1枚に。
この作品は、「としま文化の日ウィーク」とのコラボレーション作品として、
EAT GOOD PLACE店内や、Hareza池袋内パークプラザ(東京建物 Brillia HALL)、そして豊島区役所にて展示されました。

秋空の下でみんなが描いた絵が、まちのなかで新たな風景として彩られていく。
文化とまち、そして人と人をつなぐアートとして——この作品の物語は、まだ続いていきます。

IKE・SUNPARK青空コンサート2024 公式サイト: https://www.epietriz.com/2024-concert-series